「実家の庭や玄関先に、古い植木鉢やプランターがいくつも残っている」「亡くなった母が育てていた観葉植物の鉢を、どう片づければいいか分からない」――遺品整理や実家の片づけを進めていると、植木鉢の捨て方で手が止まってしまう方はとても多いです。植木鉢は陶器・プラスチック・素焼きなど素材がさまざまで、大きさによっては「粗大ごみ」になることもあり、さらに中に残った土は市の収集に出せないため、迷いやすい品物です。この記事では、植木鉢の捨て方・植木鉢の処分方法を、取手市・守谷市・つくば市の方にもわかりやすくご説明します。
結論:①植木鉢は「土を完全に取り除いてから」出すのが大前提です。②取手市の分別事典では植木鉢・プランターは「不燃ごみ」(指定袋に入らない物は粗大ごみ)とされ、つくば市・守谷市も、陶器類は「燃やせないごみ(不燃ごみ)」の扱いが基本とされています。③土、ブロック、石は市の収集対象外とされていることが多く、別の方法が必要です。ご不明な点は、お住まいの市のごみ担当窓口へ電話で確認するのが一番確実です。
植木鉢は何ごみ?素材別の分け方の目安
植木鉢は、素材によって出し方が変わります。まずは手元の鉢がどの素材かを確認してみましょう。
| 鉢の種類 | 出し方の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| 陶器・素焼き・セラミックの鉢 | 不燃ごみ(燃やせないごみ)として出す自治体が一般的です | 割れた鉢は紙や厚紙で包み、「危険」と書いて出すよう案内されている市があります |
| プラスチック製の鉢・プランター | 取手市は「不燃ごみ」、市によっては資源物のプラ容器や燃やせるごみになる場合も | 硬い樹脂か、薄い軟質ポットかで扱いが変わります |
| 軟質プラの植木ポット(苗が入っていた黒いポット等) | 取手市では資源物(プラ容器)とされ、「土は取り除く」と案内 | 市によって違うため、必ず分別表で確認を |
| 大きな鉢・重い鉢(指定袋に入らないもの) | 粗大ごみになることが多い | 事前申し込みと手数料が必要です |
| コンクリート製・石製の鉢やブロック | 家庭ごみでは収集されないことが多い | 廃棄物処理業者などへ。詳しくは後述 |
※上記は一般的な目安です。同じ茨城県内でも、市ごとに分別の名前や指定袋が違います。実際に出す前に、必ずお住まいの市の最新の案内をご確認ください。
まず「土」を取り除く|鉢の中の土・根・枯れた植物の始末
どの市でも共通して大切なのは、鉢の中の土を空にしてから出すことです。土が残ったままだと、収集されずに残される(取り残し)ことがあります。
- 枯れた植物・根:土から取り出し、植物は市の分別に従って可燃ごみ等へ。根が土と絡んで取れにくいときは、水を少し含ませるとほぐしやすくなります。
- 土:取手市・つくば市の案内では、土(園芸用土)は市で収集しないものとされています。庭や花壇に混ぜて使い切る、購入した店・ホームセンターに相談する、業者に依頼するなどの方法になります。詳しくは土の捨て方で解説しています。
- 受け皿や底石・鉢底ネット:素材ごとに分けます。底石は石として扱われるため、土と同じく収集対象外のことがあります。
プランターの土の量が多くて困る場合は、無理をせず後の「業者に頼む」の項目をご覧ください。
取手市の場合|植木鉢・プランターは「不燃ごみ」
取手市の「web版 とっても詳しい分別事典」では、植木鉢は「不燃ごみ」、捨て方は「指定袋に入らない物は粗大ごみへ」とされています。プランターも同様に不燃ごみで、指定袋に入らなければ粗大ごみです。また、軟質プラ製の植木ポットは資源物(プラ容器)で、「土は取り除く」と案内されています。コンクリートの扱いは別で、土やコンクリートは収集できないものとされています。
粗大ごみの申し込み方法や手数料は変更されることがあります。取手市環境対策課(0297-74-2141)の案内でご確認ください。取手市での遺品整理の進め方は取手市の遺品整理のページもご覧ください。
つくば市の場合|陶器は「燃やせないごみ」、大きいものは粗大ごみ
つくば市の公式サイトでは、陶磁器類は「燃やせないごみ」の区分で、割れているものは厚紙で包み、赤字で「危険」と書くよう案内されています。袋は指定袋ではなく、中身が見える透明または半透明の袋で、40リットル程度までとされています。また、最大辺が50センチメートル以上のものは粗大ごみになります。
なお、「植木鉢」という品名そのものについては、当社で確認した範囲では市の分別リストに記載を見つけられませんでした。陶器の鉢は陶磁器類に準じるとお考えいただいて問題ないと思われますが、迷うときは環境衛生課(029-883-1111)にお問い合わせください。土・ブロック・コンクリート・石は、市では収集・処理しないものとされています。つくば市の方はつくば市の遺品整理のページもご参考ください。
守谷市の場合|令和8年4月から「金属類・割れ物専用袋(黄色)」が始まっています
守谷市では、令和8年4月から、陶器類・ガラス製品などを入れる「金属類・割れ物専用袋(黄色)」が導入されたと案内されています。割れ物や鋭利なものは紙などで包み、「危険」と明記して出します。ただし、市のページでは「植木鉢」という品名の記載を確認できませんでしたので、陶器の植木鉢を黄色い袋に入れてよいかは、生活環境課(0297-45-1111)にご確認いただくのが安心です。
また、粗大ごみは「指定袋に入りきらないものや、口を縛ったときにはみだしてしまうもの」とされています。自宅での収集は事前申し込みが必要で、案内ページの記載では1点500円でした(ページの更新は令和6年。最新の金額は市のサイトでご確認ください)。守谷市の方は守谷市の遺品整理のページもご覧ください。
| 取手市 | つくば市 | 守谷市 | |
|---|---|---|---|
| 陶器の植木鉢 | 不燃ごみ | 陶磁器類=燃やせないごみ(割れは「危険」表示) | 陶器類は黄色の専用袋が基本(植木鉢は要確認) |
| 袋に入らない大きさ | 粗大ごみ | 最大辺50cm以上は粗大ごみ | 袋に入りきらないものは粗大ごみ |
| 土・ブロック・石 | 土は収集できない | 市では収集・処理しない | 市の窓口に要確認 |
| 問い合わせ先 | 環境対策課 0297-74-2141 | 環境衛生課 029-883-1111 | 生活環境課 0297-45-1111 |
観葉植物・鉢植えを丸ごと処分するときの考え方
お母様が大切にされていた観葉植物や、大きな鉢植えは、「植物ごと捨てるのが忍びない」という声もよくお聞きします。選択肢は次のとおりです。
- お知り合いやご親族に引き取ってもらう:鉢ごと譲れば、処分の手間がなくなります。形見分けの1つとして、写真に残してから譲る方もいらっしゃいます。
- 枯れた植物は分けて出す:植物は土を落として市の分別に従い、鉢と分けて出します。
- 大きな鉢植えは粗大ごみ・業者へ:重くて動かせないときは無理をせず、業者に依頼したほうが腰や膝を痛めずに済みます。
お気持ちの整理がつかないうちは、無理に処分を急ぐ必要はありません。形見や供養についてお悩みの場合は供養のご案内もご覧ください。
コンクリートブロック・人工芝・庭の石が混ざっているとき
庭のある実家では、植木鉢と一緒にコンクリートブロックや人工芝、庭石が出てくることがよくあります。これらは植木鉢とは別の扱いになるのでご注意ください。
- コンクリートブロック:つくば市は「ブロック・コンクリート・石・土砂」を市で収集・処理しないものとして挙げています。個人でも持ち込みできる処分先や費用の目安は、コンクリートガラの処分方法と費用で解説しています。
- 庭石:重く、ご自身での運び出しは危険です。庭の石の処分方法をご覧ください。
- 人工芝:市によって、小さく切って不燃ごみや粗大ごみに出せる場合と、出せない場合があります。取手市の分別事典では「人工芝」の品名は確認できなかったため、分別表で見当たらなければ市に電話でご確認ください。
植木鉢の処分方法の比べ方|費用の目安と向いている場面
| 方法 | 費用の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 市の不燃ごみ・資源物に出す | 指定袋代程度(市により異なります) | 鉢が数個で、割ったり袋に入れたりできる |
| 市の粗大ごみに出す | 1点数百円程度が目安(市の料金表をご確認ください) | 大型の鉢・重い鉢が1〜2個 |
| 購入店・ホームセンターに相談する | 店により異なる(引き取りは行わない店もあります) | 新しい鉢への買い替え時 |
| 不用品回収・遺品整理業者に依頼する | 量・運び出しの状況により見積り。軽トラ積み放題プランは数万円からが目安 | 鉢が大量/庭全体を片づけたい/高齢で運べない |
※料金は条件により大きく変わります。必ず事前に見積りを取り、追加料金の有無を確認してください。全体の費用の考え方は料金のご案内で説明しています。
「無料で引き取ります」の業者に頼むときの注意点
「植木鉢 引き取り 無料」と検索すると、無料回収をうたう業者が見つかることがあります。ただ、無料の回収車の中には、あとから高額な請求をする、不法投棄をするといったトラブルも報告されています。次の点を確認してください。
- 市町村の許可(一般廃棄物収集運搬業)や、不用品回収としての営業の届出などが確認できるか
- 作業前に、書面や画面で見積りを出してくれるか
- 見積りに含まれる範囲(運び出し・処分費・追加料金の有無)が明確か
業者選びの注意点は不用品回収のご案内でも解説しています。
よくあるご質問
Q. 割れた植木鉢は、そのまま出してよいですか?
割れた陶器はケガのもとです。つくば市・守谷市の案内では、紙などで包み「危険」と書くように示されています。取手市の方も、同様に包んでから出すと、収集の方に安全です。
Q. 植木鉢の中の土は、鉢と一緒に出せませんか?
出せないとされることが多いです。土を取り除いたうえで、鉢だけを出してください。土の処分方法は土の捨て方をご覧ください。
Q. 数が多くて、自分では運べません。
ご無理をなさらず、ご家族や業者にお任せください。実家の片づけの中で、植木鉢や庭の物もまとめて見積りを取ることもできます。流れはご依頼の流れでご案内しています。
Q. 植木鉢だけの回収をお願いできますか?
業者によって対応が異なります。ご依頼の前に、少量でも対応できるか、最低料金はいくらかをご確認ください。片づけDo!でもご相談を承っています。
まとめ|植木鉢は「土を空に→素材と大きさで分ける」
植木鉢の捨て方は、①土を取り除く、②素材(陶器・プラスチック)を確認する、③袋に入るかどうかで不燃ごみか粗大ごみかを決める、の3ステップで考えると迷いにくくなります。土やブロック、庭石が一緒にあるときは、市の収集以外の方法が必要です。ご不明な点は、お住まいの市のごみ担当窓口か、下記までお気軽にご相談ください。
植木鉢の処分・庭の片づけのご相談は片づけDo!へ
「鉢が多すぎて運べない」「庭全体をまとめて片づけたい」――そのような段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。茨城県の取手市・守谷市・つくば市を中心に、遺品整理・不用品回収・実家の片づけのご相談をお受けしています。実家の遺品整理とあわせて庭の片づけもご相談いただけます。空き家となった実家の解体をご検討の場合は、グループ内で解体工事専門店(解体Do!)を運営しておりますので、解体のご案内もご覧ください。
お電話:0120-306-122(8:00〜21:00・年中無休) / 無料見積もりフォームへ
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