「親がそろそろ一人暮らしを続けるのが心配。でも老人ホームってどこに相談すればいいの?」——結論から言うと、施設探しの最初の相談先はお住まいの地域を担当する「地域包括支援センター」です。費用は施設の種類によって月5万円台から30万円以上まで幅があり、まず「どんな種類の施設があるか」を知ることが遠回りに見えて一番の近道になります。この記事では、茨城県内(取手市・守谷市・つくば市・水戸市)を中心に、施設の種類・費用の目安・相談窓口を整理しました(2026年8月時点の情報です。最新の窓口・料金は各施設・各市町村へご確認ください)。

老人ホーム・サ高住にはどんな種類がある?

「老人ホーム」とひとくくりに言っても、運営主体や入居条件によって種類が大きく異なります。代表的なものを整理すると、以下のようになります。

種類特徴入居条件の目安
特別養護老人ホーム(特養)公的施設。費用が比較的安いが、入居待ちが発生しやすい原則、要介護3以上
介護老人保健施設(老健)在宅復帰を目指すためのリハビリ中心の施設。長期入居は想定されていない要介護1以上
介護付き有料老人ホーム民間施設。24時間の介護サービスが施設内で受けられる自立〜要介護5まで施設による
住宅型有料老人ホーム生活支援が中心。介護が必要な場合は外部の訪問介護サービスを別途契約自立〜要介護の方まで幅広い
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)バリアフリーの賃貸住宅。安否確認・生活相談が付く。比較的自由度が高い60歳以上、または要支援・要介護認定を受けた60歳未満の方
グループホーム認知症の方が少人数で共同生活する施設要支援2以上かつ認知症の診断があること

「介護が必要かどうか」「費用をどこまでかけられるか」によって選ぶべき施設の種類が変わります。迷ったときほど、種類を決め打ちせず地域包括支援センターに相談し、複数の選択肢を提示してもらうことをおすすめします。

費用相場の目安(初期費用・月額)

費用は施設の種類・地域・部屋のタイプによって大きく異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。

種類初期費用の目安月額費用の目安
特別養護老人ホーム不要な場合が多い8万〜15万円程度
介護付き有料老人ホーム0円〜数百万円(施設による差が大きい)15万〜30万円程度
住宅型有料老人ホーム0円〜数十万円12万〜25万円程度
サービス付き高齢者向け住宅(一般型)敷金15万〜50万円程度10万〜30万円程度
グループホーム0円〜数十万円15万〜20万円程度

※上記はあくまで一般的な目安です。実際の費用は施設ごとに大きく異なるため、候補が絞れたら必ず個別に見積もりを取ってください。特別養護老人ホームは費用を抑えやすい一方、地域によっては入居までに数か月〜数年待つ場合があるとされています。

まず相談すべき窓口は「地域包括支援センター」

施設探しをいきなり自分たちだけで始めると、種類の多さに迷ってしまいがちです。まずは、お住まいの市町村が設置する地域包括支援センター(高齢者の総合相談窓口)に連絡してみましょう。保健師・ケアマネジャー・社会福祉士などの専門職が、本人の状態や家庭の状況に合わせて選択肢を一緒に整理してくれます。

市相談窓口電話番号
取手市市内4か所の地域包括支援センター(はあとぴあ・さらの杜・藤代なごみの郷 ほか)市役所高齢福祉課 0297-74-2141(代表)
守谷市北部地域包括支援センター/南部地域包括支援センター北部 0297-21-2824/南部 0297-38-4345
つくば市市内6地区の地域包括支援センター(担当中学校区で異なる)福祉部地域包括支援課 029-883-1111(代表)
水戸市市内8地区の地域包括支援センター(基幹型あり)基幹型 029-232-9110

取手市・つくば市・水戸市は担当地区ごとに窓口が分かれています。上記の代表番号にかければ、お住まいの地区を担当するセンターを案内してもらえます。

施設探しの進め方|相談から入居までの流れ

  1. 地域包括支援センターまたはケアマネジャーに相談し、本人の要介護度・希望条件を整理する
  2. 希望条件(費用・場所・介護度)に合う施設の候補を2〜3件に絞る
  3. 実際に施設を見学し、スタッフの対応や食事、他の入居者の様子を確認する
  4. 費用の内訳(初期費用・月額費用・介護保険適用範囲)を書面で確認する
  5. 契約内容(退去条件、看取り対応の有無など)を確認したうえで申し込む

特に費用面は、パンフレット記載の金額だけでなく「介護度が上がった場合に追加費用がかかるか」まで確認しておくと、後から想定外の負担が生じにくくなります。

親が施設に入ったあと、実家はどうする?

施設が決まると、次に考えることになるのが「空いた実家をどうするか」です。すぐに片付けを始める必要はありませんが、空き家のまま放置すると管理の手間や固定資産税の負担が続きます。実家の今後の選択肢については親が施設に入ることになったら実家はどうする?茨城の選択肢と相談窓口で詳しく整理しています。売却や賃貸を検討する場合は、片付けから不動産の売却・買取まで一貫してご相談いただけます(不動産の買取・売却について)。

施設選びで気をつけたいこと

介護保険の要介護度によって入居できる施設の種類や利用できるサービスが変わるほか、施設の空き状況は時期によって変動します。また、医療的なケアが必要な場合は対応可能な施設が限られることもあります。こうした判断は個別の事情によるところが大きいため、「うちの場合はどうなるか」は、地域包括支援センターやケアマネジャー、施設の相談員に個別に確認することをおすすめします。

まとめ

老人ホーム・サ高住選びは種類も費用も幅が広く、最初は戸惑うものです。まずはお住まいの地域包括支援センターに連絡し、本人の状態に合った選択肢を一緒に整理してもらうところから始めてみてください。実家の片付けや今後の活用についてお悩みの際は、片づけDo!でもご相談を承っています。お電話:0120-306-122(8:00〜21:00・年中無休)/無料見積もりフォームへ

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