オイルヒーターや石油ストーブ・ファンヒーターの処分で迷ったら、まず次の3点を押さえてください。

結論:①オイルヒーターは、取手市では「粗大ごみ」に分類されています(1点500円)。守谷市・つくば市は、大きさ(袋に入るか、最大辺が50cm以上か)で粗大ごみか不燃ごみかが決まります。②石油ストーブ・石油ファンヒーターは、必ず先に灯油を抜き、乾電池を外してからお出しください。③量が多い、運べない、冬前にまとめて片付けたいときは、不用品回収を選ぶ方法もあります。

「亡くなった親の家から、古いオイルヒーターや石油ファンヒーターが何台も出てきた」「押し入れの奥にストーブがあるけれど、灯油が残っていて触るのが怖い」——遺品整理や実家の片付けでは、よく伺うお悩みです。この記事では、オイルヒーターの処分方法、石油ストーブ・ファンヒーターの捨て方、取手市・守谷市・つくば市の出し方、費用の目安まで、順番にご説明します。難しい専門用語は使いません。分からない点は、読み飛ばしていただいてもけっこうです。

オイルヒーター・ストーブの処分方法は5つ|費用の目安と向いている方

暖房器具を手放す方法は、大きく5つに分かれます。台数やお急ぎかどうかで、向いている方法が変わります。

処分方法 費用の目安 向いている方
自治体の粗大ごみ(戸別収集)に出す 取手市・守谷市は1点500円、つくば市は大きさにより400円〜(市の案内による) 数が少なく、予約から収集日まで待てる方
袋に入る大きさなら不燃ごみで出す 無料(指定袋の代金のみ) 小型のストーブ・ヒーターで、市の基準に収まる方
自治体の施設へ自己搬入 守谷市の場合、10kgあたり税抜143円(常総環境センター) 車で運べて、予約を待たずに出したい方
リサイクルショップ・フリマで売る、人に譲る 無料〜(売れれば収入) 使用年数が浅く、きれいな状態の方
不用品回収・遺品整理業者に依頼する 作業内容により異なります。見積もりで総額を確認してください 量が多い、2階から降ろせない、他の家具も一緒に片付けたい方

最初に、お住まいの市の決まりを確認するのがいちばん確実です。市の窓口は、後ほどまとめてご紹介します。

オイルヒーターの捨て方|中のオイルは抜く?コードや車輪は?

オイルヒーターは、本体の中に専用の油が密閉されていて、その油をあたためて部屋をあたためる暖房器具です。風が出ない、音が静か、乾燥しにくいという理由から、高齢のご家族が長く使っていることも少なくありません。

取手市の分別事典では、オイルヒーターは「粗大ごみ」とされ、「オイルを抜けるものはオイルを抜く」と案内されています。ここで気をつけたいのは、ご自身で本体を分解して、中の油を抜こうとしないことです。製品によっては、油を抜けない(密閉されている)タイプがあります。「抜けるもの」だけが対象ですので、無理をせず、そのままの状態でお出しいただくのが安心です。判断がつかない場合は、市の環境担当窓口にご確認ください。

出す前の準備として、次の点をおすすめします。

  • 電源プラグを抜き、本体が完全に冷えてから動かす(使用直後は熱くなっています)
  • 電源コードは本体にまとめて、収集の方が持ちやすいようにする
  • 車輪つきのタイプは、転がらないよう、玄関先など平らな場所に置く
  • 油がにじんでいる、傷んでいるときは、新聞紙などを敷いて、周りを汚さないようにする

石油ストーブ・石油ファンヒーターの捨て方|先に灯油を抜く

石油ストーブや石油ファンヒーターは、中に灯油が残っていると、そのままでは出せません。取手市の分別事典でも、ストーブは「灯油を抜く」「乾電池は有害ごみへ」と案内されています。

灯油を抜くときの手順

  1. 屋外か、風通しのよい場所で作業する(火の気がないことを必ず確認します)
  2. タンク(カートリッジ)に残った灯油を、灯油用の容器に移す
  3. 本体内の油受けや、バーナー周りに残っていないかも見る
  4. 乾電池が入っているタイプは、電池を外して別に出す

抜いた灯油の扱いは、少し注意が必要です。ひと夏またいだ古い灯油は、色が変わっていたり、においが強くなったりして、そのまま使うと器具が傷むことがあります。使い切れない灯油の処分方法は、灯油の捨て方の記事でやさしく解説していますので、あわせてご覧ください。

長いあいだしまい込んでいたストーブは、灯油が変質して固まっていたり、においが強かったりすることもあります。ご自身で作業するのが不安なときや、においで気分が悪くなるときは、無理をなさらないでください。ご家族やお近くの方、業者に頼むのも、立派な選択です。

取手市・守谷市・つくば市の出し方

市ごとに決まりが違います。下の表は、各市の公式案内で確認できた内容をまとめたものです。決まりは変更されることがありますので、お出しになる前に、各市の窓口でもご確認ください。

市 オイルヒーター・ストーブの分別 粗大ごみの手数料 申込先
取手市 オイルヒーター・温風ヒーターは粗大ごみ。ストーブも粗大ごみ(指定袋に入る物は不燃ごみ)。灯油は抜き、乾電池は有害ごみへ 1点500円(一律)。処理券は市内の取扱店で購入 LINE または電話 0297-74-2141(環境対策課)。電話受付は月・火・水の9:00〜16:30
守谷市 ストーブ・ヒーター類の個別の記載は確認できませんでした。指定袋に入りきらない・口を縛るとはみ出すものは粗大ごみ 1点500円(収集運搬券)。申込のない物は回収されません 電話または市ホームページ。生活環境課 0297-45-1111
つくば市 ストーブ・ヒーター類の個別の記載は確認できませんでした。最大辺50cm未満は燃やせないごみ(40リットル程度の袋まで)、50cm以上は粗大ごみ 最大辺により400円〜(50cm以上120cm未満は400円、120cm以上180cm未満は800円など) 粗大ごみ受付センター 029-860-2984(平日8:45〜16:30)またはインターネット

守谷市とつくば市は、暖房器具の品目名での案内が見つからなかったため、「大きさ」で判断する形になります。オイルヒーターは本体が大きく重いため、粗大ごみにあたることが多いと考えられますが、最終的な区分は、守谷市は生活環境課(0297-45-1111)、つくば市は環境衛生課(029-883-1111)にご確認ください。

粗大ごみに出すときの基本の流れ

  1. 市の窓口(電話・LINE・インターネット)で予約する
  2. 金額分の処理券(収集運搬券)を、市内の取扱店で購入する
  3. 処理券に必要事項を書いて、本体の見えやすいところに貼る
  4. 収集日の朝8時までに、指定の場所(屋外)に出す

取手市では、収集の方は家の中や敷地の奥からは運び出しません。必ず屋外にお出しください。2階の部屋にある、敷地の奥にある、といった場合は、運び出しそのものが大きな負担になります。そのような場合は、不用品回収も選択肢です。詳しくは不用品回収のご案内をご覧ください。お住まいの地域の事情は、取手市・守谷市・つくば市のページにもまとめています。

石油ストーブ・ファンヒーターを「無料回収」に出すときの注意点

「石油ファンヒーター 無料回収」「石油ストーブ 無料回収」と検索されると、無料での引き取りをうたうサイトが出てきます。無料で引き取ってもらえる場合もありますが、次の点はご確認ください。

  • 回収する品目の条件(動くもの、年式が新しいものなど)が決まっていないか
  • 出張費や運搬費が、あとから別にかからないか
  • 家庭の不用品の回収には、市の許可が必要とされています。不明な場合は、市の環境担当窓口にご確認ください
  • チラシや軽トラックでの呼びかけは、後から高い料金を請求されるトラブルもあるため、見積もりを作業前にもらう

業者選びのポイントは、廃品回収業者の選び方の記事でも解説しています。

石油ストーブ・オイルヒーターの処分費用の目安

費用は、「自治体に出す場合」と「業者に頼む場合」で大きく違います。

方法 費用の目安 ポイント
取手市の粗大ごみ 1点500円 予約から収集まで日数がかかる
守谷市の粗大ごみ 1点500円 申込のない物は回収されない
つくば市の粗大ごみ 最大辺により400円〜 処理券1枚400円。予約時に金額が決まる
不用品回収業者 作業内容・台数により異なります 出張費・運搬費・作業費を含めた総額を、作業前に確認する

自治体に出す方法は、費用は安く済みますが、予約、処理券の購入、決まった日に屋外へ運ぶ、という手間がかかります。業者に頼む場合の費用は、お部屋の状況や台数、階数などによって変わります。片づけDo!の費用の考え方は、料金の目安のページでご案内しています。

売る・譲る前に確認したいこと

使用年数が浅く、まだ動くものであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売れる場合もあります。ただし、暖房器具は安全にかかわるため、次の点を確認してください。

  • 石油ストーブ・ファンヒーターは、灯油を完全に抜き、においや汚れを落としておく
  • 取扱説明書や、付属品(タンク、電池ケース、フィルターなど)がそろっているか
  • 古い器具は、安全のため、引き取りを断られたり、値段がつかなかったりすることがある

買取の可否や金額は、品物の状態や時期によって異なり、お約束できるものではありません。「値段がつかないかもしれない」と思って気軽にご相談いただくくらいが、ちょうどよいと思います。なお、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などは家電リサイクル法の対象ですが、ストーブやヒーターは対象外とされていますので、別の手順になります。

遺品整理でオイルヒーター・ストーブが出てきたとき

ご家族が亡くなったあとのお住まいでは、冬の暖房器具が、押し入れや納戸、物置の奥から思いがけず出てくることがあります。「寒い夜に、母がこのストーブの前にいた」「父が毎年出していたヒーターだ」と思い出して、手が止まってしまう方も少なくありません。すぐに処分できなくても、おかしなことではありません。

ただし、灯油が入ったままの石油ストーブは、保管が長くなるほど危険が高まります。無理のない範囲で、先に「灯油を抜く」ことだけは済ませておくと安心です。そのうえで、①形見として残すもの、②家族で分けるもの、③手放すもの、と順番に分けていく方法がおすすめです。重い家電や家具が多いときは、タンスの処分方法や引っ越しの不用品処分の記事、小さな家電についてはプリンターの捨て方の記事もあわせてご覧ください。お家全体の片付けは、遺品整理のご案内で流れをご紹介しています。

よくあるご質問

Q. オイルヒーターは粗大ごみですか?

取手市では粗大ごみとされています。守谷市・つくば市は、大きさ(袋に入るか、最大辺が50cm以上か)で決まります。お出しになる前に、市の窓口でご確認ください。

Q. オイルヒーターの中のオイルは、自分で抜いたほうがよいですか?

取手市では「オイルを抜けるものは抜く」と案内されています。密閉されて抜けないタイプも多いため、無理に分解せず、迷うときは市の窓口にご相談ください。

Q. 石油ファンヒーターの灯油が残っています。どうすればよいですか?

出す前に必ず抜いてください。抜いた灯油は、古くなっていると使えないことがあります。処分方法は灯油の捨て方をご覧ください。

Q. 電気ストーブやセラミックヒーターはどう出しますか?

取手市の分別事典で確認できた範囲では、品目名での記載がありませんでした。大きさによって、不燃ごみか粗大ごみかが決まる市が多いため、各市の窓口でご確認ください。

Q. ストーブの処分に、お金はかかりますか?

自治体の粗大ごみに出す場合は、取手市・守谷市で1点500円、つくば市は大きさにより400円からです。業者に頼む場合は作業内容により異なります。

Q. 動かなくなった古いストーブも引き取ってもらえますか?

自治体の収集では、動くかどうかは基本的に関係ありません。業者は、品目や状態によって条件が異なるため、見積もりのときにお伝えください。

暖房器具の処分でお困りなら、片づけDo!へ

オイルヒーターやストーブは、重く、灯油や油の扱いもあって、ひとりで片付けるのは大変な品物です。片づけDo!は、取手市・守谷市・つくば市を中心に、茨城県内で遺品整理・不用品の片付けをお手伝いしています。暖房器具だけのご相談も、お気軽にお寄せください。まずはお見積もりのご相談だけでも大丈夫です。

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よくあるご質問はこちらにもまとめています。

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