「業者に頼んだら、当日までに何をすればいいの?」「見積もりから作業完了まで、どのくらいの時間がかかるの?」——遺品整理を初めて依頼する方の多くが、こうした不安を抱えています。結論から言うと、遺品整理は「問い合わせ→ヒアリング→現地見積もり→打ち合わせ→作業→仕分け・搬出→清掃→確認・精算」という9つのステップで進み、一般的な戸建て(3LDK程度)であれば問い合わせから完了まで1〜2週間、当日の作業自体は半日〜1日で終わることがほとんどです。この記事では、初めて遺品整理を依頼する方に向けて、依頼から完了までの流れを一つずつ、何を準備しておけばよいかとあわせてご説明します。
遺品整理の流れ|9つのステップ一覧
まず全体の流れを表で確認しましょう。それぞれの所要期間の目安もあわせてご覧ください。
| ステップ | 内容 | 目安の期間 |
|---|---|---|
| ①問い合わせ | 電話・メール・フォームで相談 | 当日〜翌日に返信 |
| ②ヒアリング | 間取り・物量・希望日を確認 | 15〜30分 |
| ③現地見積もり | スタッフが訪問し実物を確認 | 30分〜1時間 |
| ④打ち合わせ・契約 | 作業日・料金・貴重品の扱いを確認 | 見積もり当日〜数日 |
| ⑤仕分け(当日) | 残す物・処分する物・買取品を分別 | 作業時間の半分程度 |
| ⑥搬出・運搬 | トラックへの積み込み | 1〜3時間 |
| ⑦清掃 | 簡易清掃、必要に応じて特殊清掃 | 30分〜1時間 |
| ⑧確認 | 依頼主が仕上がりを確認 | 10〜15分 |
| ⑨精算 | 現金・振込等で支払い | その場で完了 |
一戸建て・3LDK程度であれば、問い合わせから作業完了までおおむね1〜2週間、当日の作業自体は半日〜1日で終わるのが一般的です。ワンルームなら数時間、逆に大型の一軒家や物置・倉庫まである場合は2日以上かかることもあります。作業期間の詳しい目安は遺品整理の流れページでも間取り別にご案内しています。
①問い合わせ|まずは電話かフォームで相談
最初のステップは業者への問い合わせです。「まだ何も決まっていないけれど、とりあえず話だけ聞きたい」という段階で構いません。電話またはお問い合わせフォームで、次の内容を伝えられると話がスムーズです。
- 物件の種類(戸建て・マンション・団地など)と間取り
- おおよその荷物の量(部屋数や「かなり物が多い」など感覚で可)
- 希望する作業時期(急ぎか、余裕があるか)
- 立ち会いが可能な日時
この段階では詳細な金額は出ません。正確な費用は現地を見てからの見積もりになります。おおよその費用相場を先に知りたい方は、間取り別の目安ページもあわせてご覧ください。
②③ヒアリングと現地見積もり|実際に見てもらうことが大切
電話でのヒアリングのあと、多くの業者はスタッフが実際に現地を訪問して見積もりを出します。写真や電話だけの「概算見積もり」では、当日になって荷物が想定より多く、追加料金が発生するトラブルが起きやすいためです。現地見積もりでは次のような点を確認されます。
- 荷物の総量とトラックの必要台数
- 大型家具・家電の有無(エアコン・ピアノなど特別な扱いが必要なもの)
- 買取できそうな品物の有無
- 搬出経路(エレベーターの有無、駐車スペース)
- 仏壇・位牌など供養が必要な品の有無
見積書は口頭ではなく、必ず書面(メールも可)でもらいましょう。「基本料金に何が含まれているか」「追加料金が発生する条件」を確認しておくと、見積もり後のトラブルを防げます。見積もりの見方はよくある質問ページでも詳しく解説しています。
④打ち合わせ・契約|貴重品と供養品の扱いを必ず確認
見積もり内容に納得できたら、作業日程と契約内容の最終確認に進みます。このタイミングで特に確認しておきたいのが次の3点です。
- 貴重品の取り扱い:現金・通帳・印鑑・貴金属などが見つかった場合の連絡方法
- 仏壇・位牌の供養:処分ではなく供養を希望する場合の対応(当社では合同供養に対応しています。詳しくは供養についてのご案内をご覧ください)
- 立ち会いの要否:当日は立ち会えるか、鍵を預ける形になるか
なお、相続放棄を検討している方は、この段階で特に注意が必要です。民法921条の「法定単純承認」の規定により、相続人が故人の財産を処分すると相続を承認したとみなされる場合があり、遺品の中に資産価値のあるものが含まれる状態で処分を進めてしまうと、あとから相続放棄ができなくなるおそれがあるとされています。相続開始を知った時から3ヶ月以内(熟慮期間)に相続放棄を検討している場合は、遺品整理を始める前に弁護士や司法書士など専門家にご確認いただくことを強くおすすめします。日用品など明らかに価値のない物の処分は問題にならないとされていますが、貴金属や骨董品など価値が不明なものは、勝手に処分せず保留にしておくのが安全です。
⑤⑥当日の作業|仕分けから搬出まで
作業当日は、スタッフが到着後、事前の打ち合わせ内容に沿って進めます。
- 仕分け:「残す物」「処分する物」「買取に回せる物」「供養する物」に分類
- 搬出:分別した荷物をトラックに積み込み
- 買取査定:家具・家電・貴金属などその場で査定し、costから差し引くことも可能
立ち会いができない場合は、事前に「残してほしい物」を写真や付箋で明確にしておくと安心です。立ち会いなしでの進め方は遺品整理サービスのご案内で詳しくご説明しています。買取に回せる品物があれば、その分費用を抑えられます。買取の仕組みは買取についてのページもご参照ください。
⑦⑧⑨清掃・確認・精算|当日中に完了
搬出が終わったら、簡易清掃を行います(掃き掃除・簡単な拭き掃除程度が一般的で、ハウスクリーニングは別途扱いになることが多いです)。孤独死などで特殊な清掃が必要な場合は、通常の遺品整理とは別に専門の作業が必要です。詳しくは特殊清掃のご案内をご確認ください。
清掃後、依頼主(またはご家族)が仕上がりを確認し、問題がなければその場で精算して完了です。支払い方法は現金・銀行振込・クレジットカードなど業者によって異なるため、契約時に確認しておきましょう。
スムーズに進めるための準備リスト
依頼から完了までを滞りなく進めるために、事前に準備しておくとよいものをまとめました。
- 実印・通帳・保険証券など重要書類の保管場所の把握
- 形見として残したい品物のリストアップ(ご家族間で事前に共有)
- 鍵の受け渡し方法(立ち会えない場合)
- 近隣への一言挨拶(トラックの駐車や搬出音への配慮)
- 粗大ごみとして自治体に依頼する分がある場合は早めの申込み
自治体の粗大ごみ収集は申込みから収集まで数日〜数週間かかることがあります。取手市は環境対策課(0297-74-2141)、つくば市は粗大ごみ受付センター(029-860-2984)、守谷市は市役所代表(0297-45-1111)が窓口です。業者にすべて任せず一部を自治体収集で済ませたい場合は、早めに申し込んでおきましょう。
ご家族が複数いる場合は、事前の合意が重要
兄弟姉妹など相続人が複数いる場合、遺品整理を始める前に「誰が何を残すか」「費用は誰がどう負担するか」を事前に話し合っておくことをおすすめします。作業が始まってから「聞いていなかった」「勝手に処分された」といったトラブルに発展するケースは少なくありません。合意内容は簡単なメモでもよいので書面に残しておくと、後々の行き違いを防げます。詳しくはよくある質問ページの「家族間トラブル」の項目もご参照ください。
遺品整理の進め方に不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。ヒアリングと現地見積もりは無料で承っております。お電話は0120-306-122(8:00〜21:00・年中無休)、Web からは無料見積もりフォームよりご連絡いただけます。
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